『持たないという幸せ 45のルールづくり』枡野俊明【書評】

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先日、枡野俊明さんの『持たないという幸せ 45のルールづくり』を読みました。

枡野俊明さんは神奈川県横浜市出身の禅僧。

曹洞宗徳雄山建功寺の住職です。

「禅の庭」の創作活動によって、国内外から高い評価を得ています。

庭園デザイナーとしての主な作品に、カナダ大使館、セルリアンタワー東急ホテル庭園などがあります。

2006年の「ニューズウィーク日本版」にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選出されました。

僕は書店でこの本を見かけ、以前から「禅」に興味を持っていたのでこの本を手にしました。

禅とシンプルライフの共通点

2017.05.22

この本では、今あるモノの中で、「過ぐることなく、欠けることなし」という禅の教えを中心に、心の豊かさ、幸せとは何かを考えさせてくれます。

シンプルな生活を目指している僕にとって、参考になる言葉がいくつもあったので紹介します。

モノとは真剣に、ていねいに向き合う

余計なものを買って、結局使わない。という経験が僕にはたくさんあります。

モノと真剣にていねいに向き合ったら、理にかなったモノだけが身のまわりに置かれます。

引用元:「持たないという幸せ」P39

モノと真剣にていねいに向き合ったら、買ったモノを使わないなんていうことはありません。

モノを粗末にしない、大切に扱うということを考えさせられました。

必要なモノだけでシンプルに暮らす

必要なモノだけでシンプルに暮らす秘訣とは何か。

必要なモノだけでシンプルに暮らす秘訣は、まず、やたらにモノを買わないことです。

引用元:「持たないという幸せ」P40

モノとていねいに向き合うことをすると、やたらにモノを買わなくなります。

必要なモノだけでシンプルに暮らせる秘訣とは、やたらとモノを増やさないこと。

また、必要ないモノを手放すのもポイント。

この際、自分の中で「ルール」を作ると手放しやすくなります。

例えば、1年間着なかった服は手放す、1年間使わなかったモノは手放す、などです。

このルールは人によって違うので、僕なりに「ルール」を作り、必要のないものはどんどん手放していきたいです。

モノの量ではなく質

心を豊かにしてくれるのは、モノの量ではなく、質。

心を豊かにしてくれるのは、モノの「量」ではありません。「質」です。

引用元:「持たないという幸せ」P47

最低限必要なモノを把握し、自分が本当に気に入ってるモノにはこだわりをもつ。

気に入ったモノだけで生活をすれば、とても快適な暮らしが出来ます。

僕もまだまだ、いらないものがあるので、気に入ったモノだけで生活できるようになりたいです。

必要なものだけ持って、余計なものは持たない

僕は2年前から少しずつ「断捨離」を行なっています。

必要なものだけ持って、余計なものは持たない。

引用元:「持たないという幸せ」P119

しかし、断捨離を行うということは、自分に取って必要のないモノを買っているということ。

まずは、モノを買う前に、本当にそれが必要なものかどうか見極める力が大切であると教えられました。

また、モノを買うと決めたら、それは少し値が張っても良いモノを。

良いモノは自然に大切にしますし、ていねいに扱います。

ていねいに扱うということはモノに対する愛着も湧いてきます。

僕は、今MacBookを使ってブログを書いていますが、とても大切にていねいに扱っています。

また、愛着も湧いてきました。

少し高い買い物でしたが、購入して良かったです。

人によって大切なモノは違います。

自分にとって必要なモノだけを持って、余計なものは持たないようにしたいです。

削ぎ落とせるモノは、削ぎ落とす

「放下着(ほうげじゃく)」

これは禅語で「捨てて、捨てて、捨てて切ってしまいなさい」という意味だそうです。

持たないことを勧めています。

「放てば手に満てり」

放つとは削ぎ落とすこと、捨てること、さらにいえば、持たないことでしょう。そうすることで手に満ち満ちてくるものがある、と道元禅師はおっしゃっているのです。

引用元:「持たないという幸せ」P165

モノを多く持ちすぎていると、モノに縛られる。

モノを削ぎ落とすことで、目には見えないけれど、大切なモノが手に入る。

僕がシンプルな生活をして手に入れたいモノはまさにそれであると納得しました。

まだまだ不必要なモノが多くあるので、削ぎ落とせるだけ削ぎ落としたいです。

「知足」持たない、手放す

お釈迦様が入滅される直前、佐伯に語られた言葉をまとめた「仏遺教経」。

その中に「知足」という言葉があります。

足ることを知っている人は、地上に寝るような暮らしをしていても、心は安らかである。足ることを知らない者は、天井の宮殿のようなところに暮らしていても、心が満たされることはない。

引用元:「持たないという幸せ」P175

「知足」とは、もうこれで十分、ありがたいという心でいるという意味です。

現在、僕が行っている「断捨離」

モノを「持たない」「手放す」

もうこれで十分と言えるところまでやりたいと思います。

必要十分なモノで生活することを心がけ、心豊かに、穏やかに生きていきたいです。

まとめ

持たないという幸せ。

とても参考になる言葉がいくつもあり、あっという間に読んでしまいました。

シンプルライフを目指している僕にとって、「禅」はとても参考になります。

また「モノを大切にする・量より質を重視する・必要なモノ以外は持たない」など世界一満ち足りている国・デンマークの「ヒュッゲ」にも似ている考えだと思いました。

幸せになる考え方は、世界共通なんだと感じました。

僕もまだまだ不必要なものが多く、必要十分な生活が出来ていませんが、少しずづ必要十分な生活を目指して精進していきたいと思います。

この本には、モノに対する考え方以外にも、情報に関する考え方、人間関係に対する考え方など、非常に参考になる言葉があるのでお勧めです。

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